治療について

治療

 治療の方法も色々ありますので、患者さんの立場を尊重し、時間的・経済的なことに関しても、いっしょに考え治療を進めて行きたいと思います。
 何でもざっくばらんに相談して下さい。

虫 歯

◇虫歯の原因

 歯の表面に付いた白っぽいネバネバした汚れを“歯垢(プラーク)”と言います。“虫歯予防にはプラークコントロールが大切”とよく言われますが、この歯垢が虫歯の原因なのです。

 歯垢は、単なる食べカスではなく生きた細菌の大集団が、歯の表面に苔(こけ)のように密生しているのです。わずか1mgの歯垢中に億単位の細菌が生息しています。歯の表面に付着した食物残渣、特に糖分を含む食物は、細菌に分解され酸となります。この酸がエナメル質の無機質を溶かすことで、虫歯が進行していきます。細菌(ストレプトコッカス・ミュータンスなど)と細菌の産物(酸やデキストランなど)が一体となった白色の粘着性物質の固まりが、歯垢の正体です。

 歯垢は、歯の歯頚部や隣接面にたまりやすく、つくられた酸が唾液中へ拡散するのを妨げます。その結果、高い酸濃度を維持するようになり虫歯が進むのです。

 関係する因子でまとめると、次のようになります。

  1. 虫歯の3大要素:(歯牙)+(細菌)+(糖分
  2. 虫歯の4大要素:(歯牙)+(細菌)+(糖分)+(時間)

 この3つ又は4つの要素が重なり合うと虫歯にかかります。細菌が糖質を分解して酸を生成し、この酸が歯牙を溶かすのです。この時、プラークが存在すると酸の拡散を妨げ、高い酸濃度を維持して虫歯を促進させます。これが時間の要因です。

 どのような病気も、原因と環境そして病気となる生体の三つの要因が重なり合ったときに発病すると言われています。虫歯も例外ではなく、原因である細菌、口腔内環境を大きく作用する食物(糖分)そして歯牙の三者が重なり合うことにより、虫歯が発生します。

この三者の重なり合いを防ぐためには、プラークコントロールすなわちブラッシングが最も大切になります。

歯周病

 歯周組織におこる病気を一括して歯周疾患(歯周病)と言います。虫歯と並んで“口腔の2大疾患”と言われるほど、多くの人がかかっている病気です。

 この病気はきわめて慢性の経過をたどるため、発見が遅れやすく、末期的な症状になってから受診することが多いようです。

 また、従来は大人に特有のものとされてきましたが、最近では低年齢層で歯槽骨まで病変が進行する“若年性歯周病”が増えつつあります。

 しかし、歯周疾患はよく観察すれば、自分で見つけることもでき、歯みがきで改善できる病気です。早期発見、早期治療が大切です。

インプラント

インプラント

 歯がなくなった場合、これまではブリッジか義歯で欠損部を補う以外に方法がなかったのですが、現在は顎の骨に、人工の歯根(インプラント材)を埋め込んで、新しい土台を作り、その上に人工の歯をつけるという、新しい歯科治療方法があります。インプラント材には、骨との親和性の良いチタン合金などが使われています。

 インプラントはかむ力や耐久性が天然の歯に近く、清掃に気をつけていただければ、自然の歯と同じように使え、”第3の歯”と言われています。

  • 何かのアクシデントで、歯をなくされた方
  • 入歯に抵抗感のある方
  • ブリッジで健康な歯を削るのは嫌だ思われる方

 インプラントという新しい治療法があることを、治療のメニューに追加してみてください。

高周波

高周波治療器

 当医院では、歯科治療の多方面に使える最新型の高周波機器を装備しています。

  1. 歯茎が腫れたとき切開→痛くありません
  2. 神経を取るとき
  3. 根の治療で根管内の細菌を殺す
  4. 歯周病の主原因である細菌を死滅させる

口 臭

 口臭でお悩みのあなた、口臭というのは、「口腔内に住む微生物が作るガスと、肺から出てきた、臭気を含むガスとが混じって、口呼吸によって排出されたもの」が、その本体です。

◇口臭治療の流れ

口臭の原因は何であるか。(原因は一つとは限らず様々な原因があります。)

現在では 検査項目が多々ある為 専門検査機関に委託し 口臭測定器での検査唾液検査・全身的、精神的なチェックなどお願いしております。   

検査後の実質治療に関しては当医院でもお引き受け出来ます。

 

 

●口臭について

口臭とは「口腔内に住む微生物が作るガスと、肺から出てきた、臭気を含むガスとが混じって、口呼吸によって排出されたもの」が、その本体です。

 肺から出てきた、臭気を含むガスとは、血液中に溶けている、臭気の素となる物質が、肺におけるガス交換によって、呼気に含まれるものです。たとえば、前日食べたニンニクやお酒の臭いなどがそうです。

 口腔内には、多くの微生物が住み着いてその活動の結果、むし歯を作ったり、歯周病を発生させたり、又、口臭の素となるガスを発生させたりします。

 微生物は歯の表面だけでなく舌の表面にも存在し、口腔内のガスについては、唾液が十分に分泌されている場合は口臭とはなりにくく(唾液分泌が全てではありません)、唾液が充分であり、かつ、その恒常性の維持や、自浄性の維持が確保されている限り、および、その恒常性の維持機構を上回る、口臭発生要因(中等度以上の歯周病や、炎症性疾患、虫歯)がない時に口臭は起こりません。

その一方で、精神的な要因などによって一時的に唾液の分泌が抑制されたときには、他の、口臭を発生させない条件が満たされていても、口腔内は自浄性を失い、唾液中の新鮮な溶存 酸素が欠乏し、嫌気的状況ができあがるために嫌気性菌の活発な活動を許し、さらにはそれを助長 する呼吸法によって、一定の口腔内の状況を作り出すことにより、口臭が発生します。

矯 正

◇歯並びでお困りの患者さんへ

 当医院では、矯正専門医が治療にあたります。月3回の治療日がありますが土曜日2回、水曜日1回です。

 03−3854−4618 へお問合せ下さい。

 尚 相談に関しては治療費は必要ございません。

 治療に関しての時間的なこと・費用のこと等の質問があろうかと思います。その為には、お口の中の検査をしなければなりません。特殊な場合を除き保険は適用されません。検査を受けた後、ご本人とよく相談検討の上、治療を開始するか否かを決定するということで結構です。

 治療は一ヶ月に1回位のペースですが、普通の処置と比べ、終了するまではかなり時間がかかりますのでご了承下さい。また、治療費は一般的には分割払いです。

ホワイトニング

 今よりも、もっと自分の歯を白くしたい方、歯の着色、変色でお悩みの方

  1. オフィスブリーチング(office bleaching )
    診療所で行う方法  通常1回〜2回の治療
  2. ホームブリーチング(home bleaching )
    歯科医師の指導のもとに患者さん自身が自宅で行う方法
    通常20日〜1ヶ月の治療
  3. 1と2を併用して行う方法(office bleaching+home bleaching)
    診療所で行うオフィスブリーチングと、自宅で行うホームブリーチングを併用する方法。

治療を行う回数、期間などは歯の変色状態により異なります。費用については、保険は使えません。

歯のかみ合わせ

朝永 正徳(東京大学医学部教授) NIKKEI BUSINESS より

 頭痛がする、肩が凝る、眩暈がする、腰が痛くて歩けない。こんな症状が起きたら、貴方なら如何するか?先ず、頭痛薬を飲むなり、貼り薬を貼るなり、何とか家庭療法で治そうとするだろう。中にはマッサージに掛かる人もいるかもしれない。それでも治らない時は、やはり医師にかかるだろう。

 肩こりや痺れがあるので、整形外科に通う事になり五十肩や腱鞘炎等と診断される。薬を貰ったり、運動療法を指導されたりするだろう。最近では電気刺激療法なども行われている。それでも治る場合もあるが、未だ治らない場合、病院周りが始まる。『内臓原因があるかも知れない』 というので内科、耳の機能異常かもしれないので耳鼻科。女性なら更年期障害かもしれないと婦人科、所謂心身症の可能性も有るので、心療内科。それでも駄目な場合は、現在医学に絶望して東洋医学や民間医療に頼る人も増えるだろう。その頃は恐らく『自律神経失調症』という病名がついている。病名が付けば何となく納得はするものの、それで状態が良くなるわけではない。おしまいはノイローゼ気味になり、気持まで落ち込んで行く。そんな時顎関節症を疑ってみよう。

 こういう時は、一度は顎関節症を疑ってみるべきであると、この病気を研究している歯科医は主張する。顎関節は歯の咬み会わせの異常が原因だ。歯科の分野の病気である。従ってどんなに他の病院を駆けずり回っても治せるわけがない。さらに、一般医で、顎関節症に詳しい方は少ないので、患者に適切な助言も出来ない。

 患者も歯科医で頭痛や肩こりを治してもらおうとは思わないだろう。こうして顎関節症の患者は何時までも病名という出口が見つからず、迷路をさまようことになる。

 歯の咬み会わせが悪いのは、現代人の顎の縮小と関係があるようだ。また、入れ歯の人にも多い様だ。咬み会わせが異常だと、顎の関節がずれる。そのずれはわずかでも顎の筋肉だけで無く、頭を支える首の筋肉まで緊張する。その結果、連鎖的に全身に各種の異常が生じる。思い当たる人は近所の歯科医に聞くなどして、顎関節の治療をする歯科医を探し、咬み会わせをチェックされる事をお奨めしたい。